HOME > 製品・サービス > 医療機器 > マイクロアレイスキャナー

このページでは株式会社スクラムの取り扱っている医療機器に関する情報を提供しています。

これらの情報は、日本国内の医師・歯科医師及び薬剤師等の医療関係者を対象に作成したもので、海外の医療関係者及び一般の方に対する情報提供ではありませんのでご注意ください。

あなたは医療関係者ですか?

マイクロアレイスキャナー

マイクロアレイスキャナー 
InnoScan 710AL-Dx

遺伝子解析装置(蛋白質分析装置)

製品画像

製品資料

遺伝子解析装置(JMDNコード:70192000)およおび蛋白質分析装置(JMDNコード:30857000)として国内届出済のマイクロアレイスキャナーです。臨床検体の検査機器として遺伝子診断などご使用いただけます。

DNAアレイ
Transcriptomics-1-150x150
感染症研究
bandeau-infectiology-1-150x150
IS710AL_Dx_Mapix_430x500px
CGHアレイ
Cytogenomics-Medical-Genetics-1-150x150
プロテインアレイ
Protein-Arrays-1-150x150

5つの特長

❶ 共焦点スキャン

confocal-green-150x150

共焦点レーザー検出系を採用しているため、バックグラウンドが低く、シグナルノイズ比(SNR)の高い画像を取得することができます。リアルタイムオートフォーカス機能と組み合わせることで、スライド全面にわたってフォーカスを適切に合わせることができます。

2色マイクロアレイでは、2波長のスキャンを同時に行います。532 nmは、Cy3、Alexa Fluor 546、Alexa Fluor 555などの蛍光色素に対応します。635 nmは、Cy5、Alexa Fluor 647、Alexa Fluor 660などに対応します。

❷ リアルタイムオートフォーカス

autofocus-green-150x150

焦点合わせはリアルタイムオートフォーカス方式で行われます。この方式では、スライドのスキャン表面のわずかな傾斜に沿って焦点を自動で調整しながらスキャンを行います。そのため、スライド全面にわたって焦点のあった画像を得ることが可能です。このフォーカス方式により、共焦点検出の利点を生かしたスキャンが可能です。

ソフトウェア上での機能選択によりマニュアルフォーカスにも対応しています。

❸ 6桁以上のダイナミックレンジ

dynamic-range-green-150x150

ダイナミックレンジは、ソフトウェア上でスキャンモードを切り替えることにより変更できます。標準モードでは>104、Dynamic Extension モード(XDRモード)では>106です。

XDRモードでスキャンを行うと、強いスポットのシグナルを飽和させずに、同時に弱いスポットまで検出することが可能です。

➍ バーコードリーダー付のオートローダー

barcode-green-150x150

オートローダーは、最大24枚のアレイスライドを自動搬送し、自動で連続的にスキャンを行います。そのため、スライドをセットしてスキャン条件を設定した後は、最大24枚のスライドの画像取得までの作業を手放しで実行できます。

オートローダーには、バーコードリーダーが内蔵され、スライド搬送時にスライドに貼られたバーコードを自動で読み取ります。読み取り後の画像管理とスライドとの紐づけを容易かつ確実に行うことができます。

❺ 標準的なスライドフォーマットに対応

slidesformat-green-150x150

標準サイズのスライドガラスに対応しています。

ガラススライド、ニトロセルロースメンブレンスライド、ゴールドコートガラススライド、プラスチックスライドなど様々な種類のアレイスライドを使用することができます。

スキャン解像度は3-40 μm/pixelの間で任意に設定できます。スポット直径に合わせて適切に調整します。

カタログをダウンロードする

製品詳細

基本情報
品番 710AL-Dx
販売名 マイクロアレイスキャナー InnoScan 710AL-Dx
薬事関連情報 一般的名称『遺伝子解析装置(蛋白質分析装置)』
一般医療機器、特定保守管理医療機器、設置管理医療機器
製造販売届出番号 13B3X10293SC2001
製造販売元 株式会社スクラム
製造元 INNOPSYS SAS(フランス)
仕様
解像度 3-40 μm/pixel
励起光源 532 nm レーザー
635 nm レーザー
レーザー出力調整 2 段階(固定)
検出器 PMT(光電子増倍管)
ゲイン調整 1-100 % リニア(1% 刻み)
検出機構 共焦点リアルタイムオートフォーカス
焦点方式 オートフォーカス、またはマニュアルフォーカス (1 μm 刻み)
対応スライドサイズ 25-26 × 75-76 mm2 (あるいは 1” × 3”)、厚さ:0.9-1.2 mm
読み取り範囲 22 × 74 mm2 以内
スキャン時間/スライド 10~35 走査 /秒
1枚 3.6分で撮影可能(10 μm/pixel、2色同時撮影時)
ダイナミックレンジ 104 (standard mode)、 > 106 (XDR mode)
均一性 > 95%
処理可能スライド枚数 最大24枚
バーコードリーダー 自動バーコードスキャン
操作および解析ソフトウェア Mapix ソフトウェア (1 ライセンス付属)
画像保存形式 16 ビット TIFF (standard mode)、20 ビット TIFF (XDR mode)
装置サイズ 約 幅32 x 奥行66 x 高さ44 cm
装置重量 約 31 kg
電源 100-240 VAC、1.2 A、50/60 Hz

※ 本装置を正しくお使いいただくため、添付文書および取扱説明書をお読みください。

※ 本装置のご使用に際しましては、一定のプラットフォーム要件を満たす汎用PCが別途必要となります。プラットフォームの詳細は添付文書をご覧ください。

※ 本装置は医療診断支援のための検査機器です。測定結果に基づく臨床診断は、他の検査結果や臨床症状等に基づき医師が総合的に判断してください。

製品/シリーズに関するお問い合わせ

製品に関するご質問や技術的なお問い合わせなどはこちらのフォームをご利用ください。

Now Loading...