本格派マイクロアレイスキャナー
InnoScan シリーズ
Mapix ソフトウェア
Mapixソフトウェアは、InnoScanマイクロアレイスキャナーの制御(画像取得)と画像解析を行うためのソフトウェアです。
スキャナーご購入時に標準付属し、Windows OS上で動作します。
Mapixソフトウェアを使用することで、スライドのスキャンからスポット数値化解析までを簡単な操作で効率よく行っていただけます
画像取得からスポット数値化解析まで
Mapixソフトウェアによるマイクロアレイ解析は、①画像スキャン→②グリッディング(スポット認識)→③スポット数値化と補正計算→④データエクスポートの流れで行います。
オートローダーモデルではバッチモードをご利用可能です。事前に設定しておくことにより画像スキャンからデータのエクスポートまですべての工程を最大24枚のスライドについて自動で実施します。
1. 画像取得(スキャン)
シングルスライド・モデルのためのマニュアルスキャンモードとオートローダーモデルのためのバッチスキャンモードを搭載。
内蔵バーコードリーダーでスライドのバーコードを読み取り画像IDを管理できます。
- 自動PMT原因機能を搭載(v5.5.0以降)
- XDR(Extended Dynamic Range)機能をオンにすることで6桁以上のダイナミックレンジで画像をスキャン(v6.0.0以降)
- 16 bit あるいは 20 bit(XDR時)のTIFF画像を自動保存
- JPEG形式、PNG形式でエクスポート可能
2. グリッディング
インテリジェントなアルゴリズムで、スポットブロックと個々のスポットを正確かつ迅速に検出しスポット枠をアライメントします。
すべてのマイクロアレイ・フォーマットに対応します。
-
- スポット枠は丸型にも四角型にも対応できます。
- GenePix Array List(GAL)ファイルをインポート
- GALファイルの作成もできます。
3. スポット数値化(定量)
グリッディングにより囲ったそれぞれのスポット枠の蛍光強度を数値化します。
QCスポットによるクォリティコントロールや各種の補正機能を搭載しています。
- Lowess補正機能搭載
- Global data normalization機能搭載
- TXT形式およびGPR形式で数値データをエクスポート可能
プラグイン開発
プラグインをインストールすることで特定のアプリケーションにソフトウェアを対応させることができます(v4.0.0以降)。バッチモードにも対応させることができます。
プラグインをご希望の方は弊社までお問い合わせください。
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