Advanced Neural Models for High-Content Image Analysis 

【資料タイプ】アプリケーションノート

【言語】英語

このアプリケーションノートでは、RASTRUM システムの神経細胞3D培養モデルへの活用の可能性を評価しました。

RASTRUM システムを用いて、iPS細胞から分化させた神経前駆細胞を96ウェルプレートにバイオプリントし、成熟ニューロンのマーカであるMAP2（神経前駆細胞から神経細胞に分化すると発現する微小管結合タンパク質）で蛍光免疫染色を行い、横河電機社のハイコンテンツイメージャーCellVoyager CV8000でイメージング解析を行いました。

RASTRUM マトリクスとして、2種類のマトリクスを用いました。

その結果、ラミニンペプチド（YIGSR）のみを含むマトリクスと比べて、ラミニンペプチド（YIGSR）とフィブロネクチンペプチド（RGD）の両方を含むマトリクスにおいて、MAP2陽性の神経突起の数が多く、成熟神経細胞の表現型形成におけるマトリクス成分の重要性が示唆されました。

※本アプリケーションノートは横河電機社とInventia社の共同で作成されました。