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Scalability and reproducibility for high-throughput biological modeling in 3D cell culture

【資料タイプ】アプリケーションノート

【言語】英語

3次元培養法が、2次元モノレイヤー培養法では得られない知見を提供できることが理解されつつある一方で、3D細胞/組織モデルの開発には課題が残されています。

創薬スクリーニングのような大規模なデータセットを必要とする初期段階の仕事では、多くのアッセイプレートを短時間で作製して評価系に供する必要がありますが、RASTRUM Allegroは1日で35枚以上の96ウェルあるいは384ウェルプレートへの3D培養アッセイプレートの作製が可能です。

一方で、創薬研究では、次の開発段階に確実に進むために、間違いのない再現性の高いデータを得ることが重要です。

アッセイ再現性の評価法として、変動係数(CV)はよく使われる指標です。一般にマルチウェルプレートを用いた生物学実験では、その許容範囲は10-30%とされ、10%未満では特に優れており、10-20%は良好であると考えられます。

本アプリケーションノートでは、RASTRUM Allegroを用いて構築した3D培養アッセイプレートの実験再現性をCellTiter-Gloアッセイによりテストしました。

RASTRUM Allegroによるバイオプリンティング直後のプレート内再現性(ウェル間再現性)は、96ウェルプレートで7%未満、384ウェルプレートでも10%未満でした。プレート間再現性は、96ウェルプレートで9%未満、384ウェルプレートでも10%未満でした。

抗がん剤曝露後のアッセイ再現性は、プレート内再現性(ウェル間再現性)が96ウェルプレートで8%未満、384ウェルプレートでも14%未満でした。プレート間再現性は、96ウェルプレートで8%未満、384ウェルプレートでも19%未満でした。

RASTRUM Allegroは、3D培養アッセイプレートをハイスループットに作製できるだけでなく、そのアッセイ頑健性にも優れることが示されました。

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