Monitoring cell health at scale in 3D matrix cultures is as easy as in 2D
【資料タイプ】ポスター
【学会】2023 スクリーニング学研究会(日本)
【言語】英語
3次元細胞培養モデルは、生物学的なプロセスをin vitoで解析するために、細胞と細胞、細胞とその周囲の相互作用をin vitroで適切に再現することを目指している。3次元培養の普及が進む一方で、そのスケーラビリティ、すなわちスループットという点では依然としてハードルが残っている。ここでは、RASTRUM プラットフォームを用いて中・高いスループットの3D細胞培養を行い、薬剤による細胞障害性を評価するためのワークフローを示す。
このワークフローを確立し検証するために、膠芽腫細胞(U87)、肝細胞腫細胞(HepG2、LX-2)、または腺肉腫細胞(MCF-7)を用いた合成ハイドロゲルによる3D培養系をRASTRUMにより構築し、細胞をヒストン脱アセチル化酵素阻害剤 Panobinostatパノビノスタットまたはチューブリン標的化学療法薬 Paclitaxelに曝露した。細胞生存活性をハイコンテンツイメージングを含む様々なアッセイ法によりハイスループット定量した。