Painting in 3D:
High throughput phenotypic screening in printed 3D culture
【資料タイプ】ポスター
【言語】英語
3次元細胞培養技術は、多細胞構造や細胞外マトリックスの存在をin vitroで再現し、生体内組織をよりよくモデル化するために多くの研究室で採用されている。我々は、Operetta CLS ハイコンテンツコンフォーカルイメージングと機械学習をRASTRUM ハイスループットバイオプリンティング技術と組み合わせることで、セルペインティング解析による表現型スクリーニングのワークフローを構築した。ハイスループットバイオプリンターRASTRUMとハイコンテンツ解析プラットフォームおよびカスタマイズした機械学習アルゴリズムを組み合わせることにより、用いた3D合成ハイドロゲル培養におけるプロトコルの有用性を実証する。
ワークフローを確立し検証するために、脳腫瘍(U87MG)細胞をバイオプリントしたウェルに、ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤 panobinostatまたはチューブリン標的化学療法薬paclitaxelを加えた。どちらの薬剤もマトリクスゲルに包埋されたU87MGのネットワークに容易に入り込み、細胞の増殖と形態を著しく変化させた。PhenoVue 細胞描画色素による染色後、3チャンネル1mm³スタック(1.8 x 1.8 x 0.3mm)を20倍の倍率でキャプチャーし、続いてHarmonyソフトウェアを用いてポストホック特徴抽出を行い、高次元データセットをpythonベースで解析した。
※ 本ポスターはRevitty社(旧 PerkinElmer社)との共同発表です。