Liver 3D model using primary human hepatocytes
Liver 3D model using primary human hepatocytes

【資料タイプ】アプリケーションノート

【言語】英語

このアプリケーションノートでは、初代ヒト肝細胞を用いたRASTRUMによる3D肝細胞モデルの概要を説明しています。

Lonza社の初代肝細胞を用いて、肝細胞機能を維持しながら長期間高い生存率を維持する3D肝細胞モデルをRASTRUM プラットフォームで作製しました。このモデルは、アルブミン産生や細胞毒性化合物投与に対するシトクロムP450活性など、肝細胞の代表的な機能的特徴を有していることが確かめられました。このアプリケーションは、RASTRUMによる3D細胞モデルが2Dモデルの限界をどのように解決し、薬物性肝障害をハイスループットかつ再現性のある方法で試験できる可能性を示しています。

RASTRUM プラットフォームについて以下の内容を知ることができます。

  • RASTRUMは、初代肝細胞をプリントして、14日間以上生存性を維持する高度な3D肝臓モデルを作成することができ、従来の2D培養の限界を改善する。
  • 肝細胞機能はアッセイウィンドウの延長を通して維持され、急性および慢性薬物曝露を含む様々な毒性試験に応用できる。
  • RASTRUM マトリックスは、肝臓のECMタンパク質とペプチドで修飾されが動物成分フリーの化学合成ECMで、標準化された再現性のある3D培養モデルの構築を可能にする。
  • 384ウェルプレートフォーマットの3D培養アッセイプレートの構築により、ハイスループットな毒性試験が可能になるだけでなく、標準的なダウンストリームアッセイとシームレスに繋げることができる。