QFX Fluorometer
ライフサイエンス研究向けの本格的蛍光光度計(フルオロメーター)
ライフサイエンス実験に最適な蛍光光度計
DeNovix社のQFXは生物学実験における使用に最適なFluorometer(フルオロメーター)です。
分光光度計では測定が困難な低濃度のDNA / RNA / タンパク質の特異的な濃度定量をはじめとして、様々な用途でお使いいただけるよう4種類の励起波長と4種類の蛍光チャンネルを備えています。
タッチパネルと使いやすいソフトウェアで快適測定
QFXには使い勝手の良いLinux OSベースの大型タッチパネルスクリーンが装置前面の操作しやすい位置に配置されています。
内蔵のEasyApp Softwareは直観的な操作が可能なソフトウェアです。各アッセイのアプリを呼び出すだけで誰でも簡単に測定と解析を行っていただけます。
測定後のデータは様々な方法で出力できます。ご研究室ごとあるいは実験者ごとにお好みの形でデータを保存あるいは印刷していただけます。
☑ USBメモリ
☑ ネットワークフォルダー / LIMS / ネットワークプリンター
☑ ラベルプリンター(Dymoラベルライター)
幅広い波長選択性
QFX Fluorometerでは、UV / Green / Red / Blueの4種類の励起・蛍光検出チャンネルをご利用いただけます。
他社の簡易的なFluorometer(フルオロメーター)と比べて波長のチョイスが広く様々なアッセイに使用していただけます。
様々な蛍光定量アッセイに対応
QFX Fluorometerには、DeNovix社のdsDNA蛍光定量キット、RNA蛍光定量キットだけでなく、他社の蛍光定量キット(Qubitアッセイ、Quantifluorアッセイなど)の測定メソッドも予めプリインストールされています。
また、新たな測定メソッドをカスタム作成して登録するのも容易です。
優れたアッセイパフォーマンス
QFX Fluoromeerは、DeNovix社の蛍光定量アッセイキットと組み合わせることで、最大のパフォーマンスを発揮します。
下図はQubitとのアッセイレンジの比較です。
二本鎖DNA(dsDNA)の濃度定量では、DeNovix社オリジナルのUltra High Sensitivityアッセイキットを用いることでQubitよりも低い濃度まで定量が可能です。また、高濃度側もQubitよりも広く定量できます。
RNA濃度定量では、DeNovix社のRNA定量キットを用いることで、Qubitの2種類の定量キットを超える濃度領域を1つのキットでカバーできます。「濃度が薄すぎた、濃すぎた」ということが少なく測定のやり直しをする必要が少なくなります。
製品仕様
励起光源 |
Blue LED (~470 nm), Green LED (~525 nm), Red LED (~635 nm), UV LED (~375 nm) |
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励起フィルター |
Blue: 442-497 nm, Green: 490-558 nm, Red: 613-662 nm, UV: 361-389 nm |
蛍光フィルター |
Channel 1: 514-567 nm, Channel 2: 565-650 nm, Channel 3: 664-740 nm, Channel 4: 435-485 nm |
検出器 | フォトダイオード(検出波長範囲: 300 – 1000 nm) |
測定可能チューブ | 0.5 mL thin-wall PCR tube(polypropylene) |
測定時間 | 約2秒 |
オペレーティングシステム | Custom Linux OS |
CPU | Quad-core Cortex-A72 |
ディスプレイ | 7インチ 高精細カラーディスプレイ |
操作法 | タッチスクリーン(クリック、スワイプ、ピンチ操作) |
内蔵ストレージ | 32 GB フラッシュドライブ |
接続 | USBポート 3個(プリンター、バーコードリーダー、USBメモリ) |
ネットワーク | Ethernet(LAN)および Wi-Fi |
装置フットプリント | 20 x 27 cm |
装置重量 | 1.1 kg |
電源容量 | 12 VDC / 50-60 Hz / 最大30W |
保証期間 | 2年間 |
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