NULISA 超高感度イムノアッセイプラットフォーム
ARGO HT システム

NULISAseq 免疫学パネル(絶対定量)
わずか25 μLのヒト血漿・血清サンプルから150以上の炎症バイオマーカーを絶対定量

重要性の高い150種類以上の炎症関連マーカーや免疫応答マーカーを血漿・血清などのサンプルからマルチプレックス絶対定量することのできる他に類を見ないユニークなアッセイパネルです。
アトモーラーの測定感度と>9桁のダイナミックレンジにより、低濃度なタンパク質から高濃度なタンパク質まで主要なバイオマーカーを正確に定量することができます。
微量サイトカインなどの濃度を疾患サンプルと健常サンプルの両方で定量することが可能で、臨床コホート研究において、ベースラインからの変化や治療介入後の変化を追跡できます。
医薬品の臨床開発では、治療効果や安全性に重要なバイオマーカーを半網羅的に測定することで、パイプラインを加速します。
>150ターゲット
157種類の重要な炎症関連タンパク質を同一サンプルからマルチプレックスに絶対定量
超高感度
fg/mLレベルの測定感度で血漿・血清中の微量タンパク質を正確に絶対定量
高い定量成功率
IL-4、IL-5、IL-17、IL33などの微量なサイトカインを健常サンプルから定量
少ないサンプル必要量
わずか25μL(N=1)あるいは41μL(N=2)の血漿・血清サンプルから測定可能
>9桁の測定レンジ
> 9 logsのダイナミックレンジで同じサンプルから高発現マーカーと低発現マーカーを同時定量
優れた測定再現性
自動化されたワークフローにより、プレート内とプレート間ともにCV中央値<10%で定量
特長と利点
ベストインクラスの測定感度と驚異のダイナミックレンジ
fg/mLレベルの測定感度で、これまでのイムノアッセイ法では感度不足により捉えることのできなかったバイオマーカーを定量することができます。
疾患サンプルだけでなく健常サンプルからの定量も可能なため、ベースラインとの正確な比較が可能で、治療介入による薬効モニタリングや免疫毒性の評価に力を発揮します。
9桁以上の測定ダイナミックレンジを持つため、低濃度ターゲットに加えて高濃度に存在するターゲットも同一サンプルから同時に定量できます。
重要なバイオマーカーの変化を1回の測定で評価することを可能とします。

比類ない測定再現性
バイオマーカーを臨床コホート研究あるいは医薬品の臨床試験に活用するには、疾患とのバイオロジカルな関連性や医薬品の作用機序との関連性を明らかにし、実際の臨床サンプルで定量できることに加えて、測定結果に再現性が得られることが重要です。
とりわけ、装置間や施設間、あるいは試薬のロット間で一貫したデータを得られることが重要です。
NULISAseqによる絶対定量は、アッセイ工程の自動化に加えて、プレート間の測定精度を高める厳格なQCコントロールによって卓越した定量再現性を確保します。

重要な炎症関連ターゲットを広くカバー
サイトカイン、ケモカイン、成長因子、可溶性受容体などを含む150以上の炎症関連ターゲットを少ないサンプル量からマルチプレックスに絶対定量します。
パネルの対象タンパク質は文献調査と研究者との共同作業によって絞り込まれ、多くの炎症関連疾患に関与する鍵となる重要なタンパク質をリストアップしました。
NULISAseq 絶対定量法ならではの優れた測定感度と組み合わせることで、疾患の発症や重症化に伴って変動する重要な因子やパスウェイを検証することができます。
また、治療介入に伴って変動するバイオマーカーを特定し、新薬の開発に活かすことができます。

免疫疾患や慢性炎症疾患の臨床研究に
- 自己免疫疾患(関節リウマチ、全身性エリトマトーデスなど)
- 自己炎症性疾患(ベーチェット病など)
- 悪性腫瘍(がん)
- 心血管疾患(動脈硬化など)
- 線維症
- 1型糖尿病
- 肝炎
- 腎臓病
- ウイルス感染症
など
測定可能なアナライト
NULISAseq 免疫学パネルで絶対定量を行うことができるタンパク質のリストです(全157ターゲット)。セグメントごとに分類されています。
それぞれのタンパク質は略名で示してあります。フルネームは こちらのページをご確認ください。
サイトカイン(41ターゲット)
CYTOKINES | ||
CSF1 (M-CSF) | IL15 | IL5 |
CSF2 (GM-CSF) | IL17A | IL6 |
CSF3 (G-CSF) | IL17A|IL17F | IL7 |
CTF1 | IL17B | IL9 |
CX3CL1 (Fractalkine) | IL17C | LIF |
FLT3LG | IL17F | LTA (TNF-β) |
IFNA1/IFNA13 (IFNα1) | IL19 | OSM (Oncostatin-M) |
IFNB1 (IFNβ1) | IL1B | THPO (Thrombopoietin) |
IFNG (IFN-γ) | IL20 | TNFSF10 (TRAIL) |
IFNL2/IFNL3 (IL28A/IL28B) | IL22 | TNFSF15 (TL1A) |
IFNW1 (IFNω1) | IL27|EBI3 (IL-27) | TNFSF18 (GITRL) |
IKBKG (NEMO) | IL33 | TNFSF8 (CD30L) |
IL12A|IL12B (IL12p70) | IL34 | TSLP |
IL12B (IL12p40) | IL4 |
受容体(43ターゲット)
RECEPTORS | ||
AGER (RAGE) | IL1RL1 | TEK (TIE-2) |
CD40 | IL2RB (CD122) | TLR3 |
CSF2RB | IL3RA | TNFRSF11A (RANK) |
CSF3R | IL4R | TNFRSF13B (TACI) |
CXADR | IL5RA | TNFRSF13C (BAFF-R) |
HAVCR1 (KIM-1) | IL6R | TNFRSF14 (HVEM) |
IL10RB | IL7R (IL-7RA) | TNFRSF17 (BCMA) |
IL12RB1 | KDR (VEGFR2) | TNFRSF18 (GITR) |
IL13RA2 | KLRK1 (NKG2D) | TNFRSF1A (CD120a) |
IL17RA (CD217) | LAG3 | TNFRSF1B (CD120b) |
IL17RB | LILRB2 (ILT4) | TNFRSF8 (CD30) |
IL18BP | MERTK (MER) | TREM1 |
IL18R1 | NCR1 | TREM2 |
IL1R1 (CD121a) | SIRPA (CD172a) | |
IL1R2 (CD121b) | SLAMF1 (CD150) |
ケモカイン(26ターゲット)
CHEMOKINES | ||
CCL1 (I-309) | CCL21 (6Ckine) | CXCL10 (IP-10) |
CCL11 (Eotaxin) | CCL22 (MDC) | CXCL11 (I-TAC) |
CCL13 (ΜCP-4) | CCL23 (MPIF-1) | CXCL13 (BCA-1) |
CCL15 (MIP-5) | CCL24 (Eotaxin-2) | CXCL16 |
CCL16 (HCC-4) | CCL27 (CTACK) | CXCL2 (GROβ) |
CCL17 (TARC) | CCL3 (MIP-1α) | CXCL3 (GROγ) |
CCL19 (MIP-3β) | CCL7 (MCP-3) | CXCL5 (ΈΝΑ-78) |
CCL2 (MCP-1) | CCL8 (MCP-2) | TAFA5 |
CCL20 (MIP-3α) | CXCL1 (GROα) |
成長因子(11ターゲット)
GROWTH FACTORS | ||
ANGPT1 (ANG-1) | HGF | VEGFA |
EGF | NGF (β-NGF) | VEGFC |
FGF21 | PDGFB | VEGFD |
GDF2 | PGF (PIGF) |
免疫調節分子(11ターゲット)
REGULATION | ||
CD200R1 | CD46 | CHI3L1 (YKL-40) |
CD27 (TNFRSF7) | CD80 | CLEC4A |
CD274 (PD-L1) | CD83 | CTLA-4 |
CD40LG (CD40 ligand) | CD93 |
その他(25ターゲット)
OTHERS | ||
AGRP | LAMP3 | PTX3 |
BST2 (CD317) | LGALS9 (Galectin-9) | S100A12 (ENRAGE) |
CALCA (CGRP-I) | MICB | SELE (E-selectin) |
CEACAM5 (CEA) | MMP12 | TIMP2 |
EPO | MMP3 | VSNL1 (VILIP) |
GRN (Progranulin) | MMP8 | VSTM1 |
ICAM1 (CD54) | MMP9 | WNT7A |
IRAK4 | PDCD1 (PD-1) | |
KITLG | PDCD1LG2 (PD-L2) |
関連情報
より広範な炎症関連タンパク質の発現プロファイリングを行いたい方に

もっと多くの炎症関連タンパク質について実験群間での発現変動を調べたい方のために、249種類のタンパク質を収載した相対定量パネルもご用意しています。
バイオマーカー開発のより初期の段階において、疾患サンプルと健常サンプル、治療非奏功サンプルと奏功サンプル、薬剤投与サンプルと非投与サンプルなど間で発現の変動するタンパク質のプロファイリングを行いたい方に適します。
NULISAqpcr シングルプレックスアッセイ
NGSリードアウトによるマルチプレックス分析の他に、qPCRリードアウトによるシングルプレックス分析のためのアッセイキットもございます。シーケンスを行うことなくARGO HTシステムで直接的に絶対定量結果を得ることができます。
このNULISAqpcr アッセイキットは今後もラインナップを増加する予定です。最新の情報やNULISAseq パネルに含まれるアナライトのシングルプレックス化については弊社まで お問い合わせください。
IL-4

IL-4は、Th2 ヘルパーT細胞(CD4+ T細胞)、肥満細胞、NKT細胞などの免疫細胞で産生されるサイトカインです。B細胞の活性化による増殖促進、B細胞から産生される抗体のクラススイッチ、マクロファージからの炎症性サイトカインの産生抑制などの機能をもちます。アレルギーや喘息の発症の他、様々な免疫疾患に関わることが知られています。
IL-1β

IL-1βは、単球やマクロファージをはじめとする様々な細胞で産生される炎症性サイトカインの1つです。感染や傷害に対する免疫反応において重要な役割を果たします。一方で、IL-βの過剰産生は、関節リウマチなどの自己免疫疾患、炎症性腸疾患、アルツハイマー病(AD)を含めた神経炎症性疾患、慢性頓痛の発症と進行に関係することが知られています。

GFAP
グリア線維性酸性タンパク質(GFAP)は、グリア細胞の1つであるアストロサイトに特異的に発現する中間径フィラメントタンパク質です。活性化されたアストロサイトで発現が増強し、神経炎症のマーカーとなります。慢性神経炎症は、AD、多発性硬化症(MS)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経変性疾患の発症と進行に関与することがわかっています。
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