Gator BLI ラベルフリー解析システム
バイオレイヤー干渉法による分子間相互作用解析装置
Gator BLI ソフトウェア
ユーザーのためにデザインされたオールインワンパッケージソフトウェア
GatorOne ソフトウェアは、Gator BLI 解析システムに標準付属する使いやすいソフトウェアです。
アッセイのセットアップから、データ取得、データ解析、レポート作成まで1つのソフトウェアで簡便に行うことができます。
幅広いアプリケーションのアッセイセットアップと解析が可能です。
アッセイセットアップは、クイックスタートモードを活用することで、新たなアッセイを迅速に開始できるようにデザインされています。
データ解析では、フレキシブルなテンプレート機能により、グループ内の複数のユーザー間でデータ解析方法を体系的に共有したり、あるいは個人ごとに独自の解析を行うこともできます。
GatorOne ソフトウェア
GatorOne ソフトウェアには、アッセイセットアップを簡単に行い実験を迅速にスタートするためのクイックスタートモードが搭載されています。
クイックスタートは4種類のアッセイで利用できます。
- 定量解析(Q)
- カイネティクス解析(K)
- 定量/カイネティクス/再生(QKR)
- エピトープビニング(EP)
ソフトウェアに組み込まれた予測機能で、一般的なアッセイにおけるアッセイマップのデザインをより簡単に行うことができます(例:エピトープビニング)。
また、AI機能がアッセイセットアップに間違いがあった時にそれをお知らせします。
一度作成したプロトコルはフォルダーに保存して後日使用することができます。
クイックスタートモードには、データ解析のためのテンプレートがプレインストールされています。
テンプレートには、標準曲線解析とカイネティック・アプリケーションそれぞれにフィッティングモデルのセットが予め含まれており、それを用いて解析が可能です。
ソフトウェアオリジナルのロジックにより特定のフィッティングモデルがそのデータに理想的かどうかをお知らせしてくれるので、分子間相互作用解析を初めて行うユーザーでも安心して解析を進められます。
エピトーブビニングのデータ解析では、たった2回のクリックで、簡単に相互作用のマトリックスデータを生成することができます。
カイネティック解析では、独自のセンサーグラムシュミレーターを利用できます。
この機能を利用することで、アナライトの希釈シリーズ濃度に対して最適な結合曲線および解離曲線を簡単に生成することができます。
アッセイの最適化にかかる時間を節約し、実験デザインとデータの信頼性を高めます。
GatorOne ソフトウェアは、データのエクスポートも簡単です。
ソフトウェアで解析した後の図は、カスタマイズされた凡例や軸を使って、ソフトウェアから直接コピーしてパワーポイントなどにペーストすることができます。
論文などで使用したい場合には、生データあるいは解析済のデータをエクスポートして、別のソフトウェアでより複雑な図を作ることも可能です。
また、エクセル形式やPDF形式で出力可能な実験レポートはその報告項目を自由にカスタマイズすることができます。
Gator Navigator ソフトウェア
ハイスループットデータの迅速なデータ処理を可能にするオプションのクラウドソフトウェアです。
GatorOne ソフトウェアと異なり、クラウドサーバー(Genedata Screener)内でワークし、ラージデータセットの解析をわずかな時間で終えることができます。
Gator Proによるエピトープビニングアッセイでは、32×32ビニングのアッセイを8つ組み合わせることで、1つの96×96の競合プロファイルのデータ解析を5分未満で行うことができます。
データ解析とレポートのフレキシビリティにも優れ、データレイアウトや視覚化方法を柔軟にカスタマイズ可能です。
バイオ医薬品開発の効率向上とスピードアップに貢献します。
Gator Part 11 ソフトウェア
GMP/GLPのレギュレーション環境下でGator BLI 解析システムを使用する方のためのオプションソフトウェアです。21 CFR Part 11などの規制に対応することを可能にします。
取得されたすべてのデータにはタイムスタンプが付与され、データの時系列での追跡が可能です。また、アカウント管理、監査証跡、ユーザーセッションの記録などの機能でFDAによるガイドラインに準拠します。
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