ハイスループット遠心エバポレーター
HT シリーズ
HT & EZ-2シリーズ用 サンプルホルダー
試験管、バイアル瓶、遠心チューブ、マイクロチューブ、フラスコ、マイクロプレートなど様々なサンプルフォーマットに対応した100種類以上のホルダーをご用意しております。
専用アクセサリーカタログをご覧いただき、ご使用の容器に合わせてホルダーをお選びください。
HT-6は1台あたり最大6個のホルダー、HT-12は1台あたり最大12個のホルダーを搭載できます。
※ ホルダーの選定にあたっては、いくつかの注意事項がございます。詳細については弊社までお問い合わせください。
※ サンプルホルダーは、HTシリーズとEZ-2シリーズ共通でお使いいただけます。
試験管/バイアル/チューブ/フラスコ用ホルダー
HT/EZ-2シリーズ用のサンプルホルダーは、IRランプで加熱されたサンプルホルダーの熱がサンプル容器に効率的に伝わるように、サンプル容器にぴったりとフィットする形で成形されています。
またホルダーの素材も熱伝達効率に優れたアルミニウム製になっています。
一般的に使用されるホルダーには、セパレートタイプとワンピースタイプがございます。
セパレートタイプ | ワンピースタイプ |
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別売のサイドブリッジスイングに載せて使用するタイプのホルダーです。 ※ サイドブリッジスイングはEZ-2シリーズには装置ご購入時に2個付属します。 |
EZ-2/HTシリーズのローターに直接かけることができるタイプのホルダーです。 セパレートタイプよりも熱伝導効率が高い特徴があります。 |
カスタムデザインホルダー
ご使用の容器に合うホルダーが無い場合は、カスタムでホルダーの作成が可能です。ご使用になる容器をお預かりし、Genevac社で特別なホルダーのデザインを行いますのでお問い合わせください。
マイクロプレート用ホルダー
マイクロプレート用ホルダーには下記の3種類がございます。
サイドブリッジスイング (1ホルダーあたりプレート1枚) |
プレート2枚用ホルダー (1ホルダーあたりプレート2枚) |
シャローウェルプレート4枚用ホルダー (1ホルダーあたりプレート4枚) |
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プレートでの濃縮乾固は遅い?
マイクロタイタープレートはホルダーからの熱が伝わりにくく、濃縮乾固に時間がかかります。
特に水を含む溶媒やDMSOの場合、その影響が顕著です。
この課題を解決するためにEZ-2/HTシリーズでは、ヒートトランスファープレートを利用できます。
マイクロタイタープレートのウェル底面の形状は製品により様々です。
Genevacのヒートトランスファープレートは、サーマルパッドがウェル底面にぴったりと密着することで、サンプルホルダーの熱をサンプルに効率的に伝えます。
ヒートトランスファープレート(パッド)を用いることで、最大で50%のスピードアップを図ることが可能です。
SampleGenie
濃縮乾固後のサンプルの再溶解とバイアル瓶への移し替えは、手間がかかり、サンプルロスの可能性がある作業です。
SampleGenieは、中-大容量サンプルを小型バイアル瓶に直接濃縮乾固できるように設計されたホルダーです。
バイアル瓶へのワンステップ乾固、あるいは液を残してバイアル瓶にワンステップで濃縮することが可能です。
ガラスリザーバーの容量として、60mL、125mL、250mLの3種類をご用意しています。
リザーバーボリューム | 60 mL | 125 mL | 250 mL |
ワーキングボリューム(目安) | 50 mL | 100 mL | 200 mL |
サンプル数/ホルダー | 4本 | 2本 | 1本 |
使用可能バイアルサイズ |
径:Φ12~20 mm 高さ:30~50 mm |
径:Φ12~20 mm 高さ:30~50 mm |
径:Φ12~20 mm 高さ:30~50 mm |
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SampleGenieの構成
① ガラスリザーバー |
製品/シリーズに関するお問い合わせ
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