Radleys 有機合成装置
汎用の合成ツール BenchTop シリーズ
空冷式コンデンサー
Findenser
Findenserは、循環冷却水を使用しない空冷式のコンデンサーです。
95%以上の化学反応で従来の水冷式コンデンサーの代わりに用いることができます。
- 水の消費量を大幅に削減
- 万が一の漏水の危険がなく安全・安心
- 優れた還流効率
ご使用のフラスコの容量に合わせて、標準タイプとミニタイプの2つから選択いただけます。
1回の反応でどのくらいの水を消費していますか?
水は貴重な資源です。
コンデンサーを冷却するためだけに数千Lの水を消費することは、経済的にも環境的にも無駄なことです。
一方、Findenserの使用には水は必要ありません。
万が一の漏水により実験室が水びだしになる心配をする必要もありません。
Finderserの主な特徴と利点
冷却循環水が不要
水漏れのリスクなし
Findenserは、水冷式コンデンサーのように、水漏れの心配がありません。
内側のガラスコンデンサーと外側のアルミ製ジャケットで構成されており、その隙間にごく少量の水が封入されています。冷却循環水は不要で漏水のリスクはゼロです。
節水&節約
さらに環境にも優しい
大量の水を使用する水冷式コンデンサーと異なり、Findenserは冷却循環水を使用しないので、ラボの大幅な節水が可能、経済的にも環境的にも優しいツールです。
排水等も不要です。
水冷式コンデンサーを
ほぼ完全に代替可能
Findenserは、水冷式コンデンサーを使うほとんどの反応を代替できることがわかっています。
ガラスコンデンサーを覆うフィン付きのジャケットにより表面積を最大化できるようにデザインされ、熱伝達をスムーズに行うことができます。
水冷式コンデンサーとのパフォーマンス比較
様々な溶媒を使用して、同一のフラスコと実験セットアップでの溶媒の損失量(重量)を、水冷式コンデンサーとFindenserで比較しました。
特に低沸点の溶媒を実験に用いた際に、水冷式コンデンサーよりもFindenserの方が溶媒の保持率が高いことがわかります。
実験条件:1Lのフラスコに500mLの溶媒を入れて、各溶媒の沸点+10℃の温度設定で、16時間加熱した場合の損失量を測定
水の消費量の比較
水冷式コンデンサーは1時間の使用で150リットルもの水を消費します。これな年間のコストに換算すると莫大です。
一方のFindenserは消費水量がゼロリットルです。
Findenserの他の特徴
特許取得済みのデザイン
熱媒体が封入されており、熱伝導と熱交換を最大化します。
フラスコサイズ
10mL~2Lのフラスコに対応します。最大溶液量は1Lです。
フィン付きアルミジャケット
フィンが放熱板として機能し、熱交換を向上します。化学耐性のある酸化皮膜処理がされています。
テーパーすり合わせ
Findenser上下に一般的なテーパーすり合わせを持ちます。サイズを選択してください。
簡単に固定
一般的なラボ用クランプで固定できます。Findenser用クランプセットも提供しています。
Anti-Roll デザイン
一部に切れ込みが入っており、転がりにくいデザインになっています。落下を予防します。
動画を見る
Findenser ショートデモ動画
その他の動画
還流実験の利点
ラボでFindenserを使用する様子
Findenser ラインナップ
Findenser
最大ベッセルサイズ 2 L、最大溶媒量 1 Lの
標準タイプ
- 最大フラスコサイズ: 2 リットル
- 最大溶液量:1 リットル
- 長さ:40 cm
- ジョイントサイズ:3種
- クランプ固定
- PTFE製アダプターの使用でガラス先端を保護
Findenser Mini
最大ベッセルサイズ 250 mL、最大溶媒量 125 mLの
ミニタイプ
- 最大フラスコサイズ: 250 ミリリットル
- 最大溶液量:125 ミリリットル
- 長さ:27.5 cm
- ジョイントサイズ:3種
- クランプ固定
- PTFE製アダプターの使用でガラス先端を保護
仕様
Findenser |
Findenser Mini | |
サイズ(長さx径) | 400 x 72 mm | 275 x 72 mm |
ジョイント(JIS規格に対応) | B19/26、B24/29、B29/32 | B14/23、B19/26、B24/29 |
重量 | 1200 g | 670 g |
内部、接液部 | ホウケイ酸ガラス | |
フィン付きジャケット | 酸化皮膜処理 アルミニウム | |
プラグ/シール | アセタール&HTシリコン | |
熱媒体 | 水 | |
使用溶媒最高温度 | 155 ℃ | |
オーブン乾燥温度 | 60 ℃ | |
洗浄機温度 | 50 ℃ | |
オートクレーブ | 不可 | |
動作環境温度 | 0℃~24 ℃ |
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