Radleys 有機合成装置
パラレル合成装置 Carousel シリーズ
6 / 12/ 24連式のパラレル合成装置
省スペースでの並列反応により、合成ワークの生産性をUP
Radleys社のCarouselシリーズは、同一温度条件&同一攪拌条件で行う複数の反応をパラレルで制御することができる有機合成装置です。
ホットスターラー(天板径135 mm以下)に乗せるユニットをれ替えるだけで、様々なスケールの様々な反応にフレキシブルに対応します。
- 加熱反応(最大180℃)
- 冷却反応(最低-78℃)
- 還流実験
- 不活性ガス雰囲気下での反応
1台のホットスターラーの上で、試験管12本(または24本)、あるいはフラスコ6本まで並列に反応できます。
コンパクトな装置で複数の反応を同時並行できるため、ドラフト内の貴重なスペースを占有することなく、合成の生産性を向上していただけます。
低分子医薬品のリード最適化、プロセス開発、ファインケミカル開発、電子/機能性材料などの現場に適しています。
9つの特徴
複数の反応を並列制御
効率的で均一な加熱(up to 180℃)
均一でパワフルな攪拌
還流実験に対応
不活性ガス下の反応に対応
-78℃までの冷却反応も可能
取付が簡単な反応容器キャップ
耐久性の高いガラス反応容器
豊富なオプションとアクセサリー
ラボの生産性をUP
パラレル合成装置は、同じ時間内でより多くの反応を行うことができるため、合成ラボのスループットと生産性を高めます。
Carousel シリーズは、最大24サンプル(合成スケールによる)の同一条件下での同時合成を可能にします。
急速で均一な加熱あるいは冷却、パワフルで均一な攪拌が確実な反応を促進します。
省スペース
どの有機合成ラボでも、ドラフト内のスペースは貴重です。
Carousel シリーズの小さいフットプリントは、少ないスペースでこれまでよりも多くの反応を同時に行うことを可能にします。
大切なスペースを最大限に活用して、効率的に合成実験を行ってみましょう。
省エネルギー
複数の反応を行うことは、しばしば非常に高いエネルギー消費とそれに伴う高いコストをもたらします。
Carouselのようなパラレル反応ステーションを使えば、エネルギー消費が大幅に減少し、本質的なコスト削減を期待できます。
パラレル合成装置は均一な攪拌ができない?
通常、マグネットスターラーは中央部分のみ攪拌子がキレイに回ります。
そのため、マグネットスターラーを利用したパラレル合成装置は、反応容器間の攪拌が不均一になることがあります。
しかし、Radleys社のCarousel シリーズは、すべてのポジションにおいて均一な攪拌が可能です。
製品ラインナップ
6連パラレル合成セットアップ
Carousel 6 Plus |
最大6本のフラスコ |
5~250 mL/フラスコ |
室温 ~ +180℃ |
マグネットスターラー攪拌 |
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Cooled Carousel 6 Plus |
最大6本のフラスコ |
5~250 mL/フラスコ |
-78℃まで |
マグネットスターラー攪拌 |
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Tornade Plus |
最大6本のフラスコ |
50~250 mL/フラスコ |
-30℃ ~ +165℃ / -65℃ ~ +200℃ |
オーバーヘッド攪拌 |
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12連パラレル合成セットアップ
Carousel 12 Plus |
最大12本の試験管 |
1~200 mL/チューブ |
室温 ~ +180℃(短時間は220℃まで) |
マグネットスターラー攪拌 |
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Cooled Carousel 12 Plus |
最大12本の試験管 |
1~200 mL/チューブ |
-78℃まで |
マグネットスターラー攪拌 |
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24連パラレル合成セットアップ
GreenHouse Plus |
最大24本の試験管 |
0.5~7 mL/チューブ |
室温 ~ +150℃ |
マグネットスターラー攪拌 |
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